本格的に土作り

野菜作りも5年目に入る事になり、そろそろ土作りも考えた方がいいだろうと、ネットでいろいろ調べてみました。元ミカン、茶農家でありながらも、農業やっている時でさえ、土作りといった事はあまり考えた事もなく終わってしまいました。
このところの肥料の値上がりで、ネット上では減肥に関する話題が多いように感じます。
そこで、自分も折角管理機を購入したのだから、本格的な土作りに取り組んでみようと昨年の暮れ頃から始めてみました。

農道の落ち葉を畑に!

見た目は大量の落ち葉に見えますが、重量ではほんの僅かです。
一度耕耘しただけで落ち葉は殆ど姿をけした。ドングリの実が沢山入ってしまったけど、発芽してしまうのでしょうか?

巷では籾殻を使っての土作りの話が多いのですが、自分の住む所では籾殻の入手は難しいので、それに変わるタダで手に入る有機物を考えてみると、農道に積もっている落ち葉がありました。
早速ゴミ袋を持って落ち葉集めを始めました。落ち葉は沢山あっても実際には僅かの量しかありません。ゴミ袋にかなりギューギュー詰めにして20袋程集めました。
これを10坪程度の菜園に広げて大量のバーク堆肥も入れ、何か窒素分の多い物も必要だろうと思い、これに米糠、種粕も加え、更に昨年秋に買ってあった「カルスNC-R」という微生物資材も入れて耕耘。
聞く所によると米糠はこの微生物達のいい餌になるらしいのですが、春までには発酵が完全に終わっていないと虫が集まってしまうと聞きました。
発酵を進める為には、10日に1回くらい耕耘して地中に酸素を入れてやった方がいいらしいので、この間購入した管理機も大活躍です。

しかし、土作りはそうそう簡単に1年程度で終わるものでも無いでしょう。毎年同じように有機物の補給を続けているうちにそれなりの土になってくれるものと思ってやって行くしかないのでしょう。
それでも5年前の土と較べてもかなり畑らしい土になったように感じます。

納豆まで畑に投入

どうやら、微生物なら何でもいいらしく、納豆の納豆菌、イースト菌、ヨーグルト菌など、探せばいくらでもあります。
冷蔵庫にあった納豆をお湯に溶いてジョーロで散布して耕耘もしてみましたが、果たしてどの程度の効果があるのか?

土壌の肥料分は足りているのか?

ここまでやって気がついた事は、はて、この畑の土の窒素分は足りているのか?
落ち葉やバーク堆肥を分解するには窒素を使うだろうけど、その為に入れた窒素分は米糠と種粕の窒素分しかありません。
はて、窒素は余ってしまっているのか? はたまた、不足して窒素飢餓じょうたいなのか?
こんなの見た目では分かりません。
畑の土は何回も耕耘しているのでフカフカ状態ですが、これが有機物が入った為だけとも思えません。
やはり土の状態を知る必要があります。

ECメーターを購入 AquaPro AP-2デジタルECメーター

AquaPro AP-2デジタルECメーター

そこで、土壌の肥料分を計る為のECメーターを購入しました。
1000円程度の安物から30000円オーバーの高級品まで多種見つかりましたが、たかだか狭い家庭菜園で使うのに高級品は必要ないだろうと3000円程の物を購入。届いた品を見るとインド製のようです。
早速、3カ所ほどから土を採取し、細かな土だけにフルって乾燥させました。
計測にはまずこの土を10g広口のビンに入れます。


この正確な重量を計るには昨年買った1/100gまで計れる秤が大活躍でした。
10gの土が入ったビンに土の量の5倍になる50gの精製水を入れ、60gピッタリにする。
これをよく10分間攪拌して暫く放置しこの上澄み液を計測に使います。

精製水は500mlで100円程度。安いものです。それ程の正確さを求めないのなら水道水でもいいのかも?

このEC値でいいのか?

計ってみたところ、一番高い所で220μS/cm 。土壌検定ではM/cm が使われるのでこの値の千分の一となり、0.22M/cm という計測値でした。
この値なら問題なく、野菜植え付け時の元肥も手引き書に書かれている量そのままでいけるようです。
他の2カ所は 0.085M/cm と 0.035M/cm となりました。
まだ何もして居ない畑の数値としたらこれでいいのか?
このままでは窒素分が不足しているような気もします。

これまでも多めのバーク堆肥を入れてきて、特別に窒素補給はしてこなかったので畑全体が窒素は少なめになっているのかもしれません。
そこで、硫安を買ってきて、1平方に30g程度を降って耕耘しておきました。
それから雨も降っていないのですが、10日後に再度計ってみたところ、85の土は160程に、35のところは80程度に上がっていました。
野菜苗植え付け前の状態だから、これに基準値の元肥を入れて植えればいいのでしょうか?
これから先は野菜を作りながら様子見で行くしかなさそうです。

ph計 シンワ測定 デジタル土壌酸度計 A2

ECを計ると、ついでに土壌のPHも計りたくなります。
普通に野菜を作って堆肥の投入などを行っていればPHはそこそこの数値に収まってくれている筈ですが、確認してみたいと思いついでのPH計の購入となりました。
PH計もECを計る時と同じように土を水に溶かしてこの上澄み液で計るタイプのものと、土壌にセンサー部分を挿して計測するタイプの2種類あるようでした。
PHは土壌に挿すタイプの物を購入。これは made in japan でしたが、値は四捨五入され0.5刻みの表示になるようです。
でも、この金額のphメーターではそれほどの精度がある訳ではないでょうから、この表示で十分でしょう。

挿すだけで計測出来るので手間が掛からなくて楽なものです。
何カ所か計ったところ全ての畑で6.0〜6.5でした。

ジャガイモはph6.5を越えるとソウカ病に感染する確率が急増するというので気になっていたのですが、計ってみたところ、phは6.0でセーフでした。

どちらの測定器も安物なので何処まで信用して良い物か分かりませんが、何も分からないままの状態よりは少しは良いのかも?

3月下旬になりますが、畑に入れた落ち葉は殆ど見る事はありません。分解してしまったのでしょうか?
これも微生物資材の効果か?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。