坂東巡礼第2回は埼玉県の3寺
昨年11月末に初回(以前からだと2回目)となる坂東巡礼から約2ヶ月。今回は埼玉県の3寺を参詣してきました。
今になってではありますが、西国巡礼は徳道上人が始め、一時消えてしまった観音信仰を再び復活させたのは西国巡礼中興の祖となった花山法皇でした。
では、この坂東観音巡礼は誰がいつ頃始めたものなのか?
これまで考えたこともありませんでした。
坂東巡礼の歴史はガイドブックでは
平安時代に西国で始まった三十三観音巡礼が坂東において成立したのは鎌倉幕府の成立がきっかけだといわれています。源頼朝は熱心な観音信者でした。源実朝もしばしば観音信仰を行った事が知られていることから、実朝が西国の霊場を模範として札所を制定したとも伝えられています。
坂東の一番札所が鎌倉の杉本寺であることや、鎌倉、相模、武蔵に札所が多いことから納得のいく説となっています。
と書かれています。 “坂東観音巡礼第3回” の続きを読む