ここ何年かは街道歩きを続けて来ました。
今年は6月に奈良まで出かけ、その昔持統天皇が夫、天武天皇と過ごした吉野・宮滝へ通ったという「持統天皇行幸の道」を歩いて以来、3ヶ月が経過。
これだけ間が空くと何処かに出かけたくなります。
たまには一人で先日新聞に掲載されていた「伊豆88遍路」を歩いて見ようか、なんて思っていた所へ、連絡があり「踊子歩道」を歩かないか?との事。
伊豆の街道はあまり興味が無かったのですが、この機会に調べてみました。
三島から下田に続く下田街道のうち、浄蓮の滝から河津の湯ヶ野までを「踊子歩道」として整備しているものでした。
下田街道は、江戸時代下田にやって来て下田の玉泉寺をアメリカ総領事館にしたハリスが江戸出府の際に通った道でもあり、また吉田松陰が外国の先進文明を学ぶため下田で海外渡航を計画したものの、肝心のペリーの承諾を得られず、やむなく自首し、その後天城峠を越えて江戸へ護送されています。 “踊子歩道” の続きを読む