モグラとの戦争がスタート
我が家の庭には時々モグラがやって来て、そのまま通り過ぎるのならいいのですが、時々地上に顔を出し、その時に大量の土を地上に吐き出すので、せっかくの庭も掘り返した土だらけになってしまいます。
それにしてもこの小さな手であんなに硬いところにトンネルを掘り進めていく事には驚きます。
庭だけで済んでいる間は良かったのですが、最近は野菜畑の方まで入り始めました。野菜もモグラの穴があると根の周りに土が無くなり空気に触れるようになってしまうために弱ってしまいます。
なんとかしないとそのうちにモグラの数も増えていくばかりと思い、ここからモグラとの知恵比べのスタートです。
しかし、モグラは絶滅危惧種、準絶滅危惧種とされていて、正式には狩猟鳥獣ではないので捕獲する場合は捕獲許可申請が必要になるようですが、農林業活動によるやむを得ない捕獲は除く、とされています。
これなら我が家の場合も野菜栽培に支障が出るのですから捕獲しても良いのでしょう。
さて、捕獲の方法は?
一番てっとり早いのは市販のトラップを使う事のようです。
さっそくamazonで探してみました。「もぐら」で検索するとたくさんのモグラトラップがヒットしました。
トラップの種類は凡そ3種類で、挟み込むタイプのもの、筒の中に閉じ込めてしまうタイプのもの、落とし穴タイプのもの。
この中でけっこう評価の高かった挟み込むタイプの物を購入してみました。
一番上の写真のトラップが2個で1980円ですから、それほど高価なものではありません。この投資でモグラ退治が出来れば安いものです。
モグラとの知恵比べ
さて、何処に仕掛ければいいのか?
モグラの通り道は土が盛り上がるので通る所は分かりやすいです。でもモグラのトンネルにはいつも使う幹線トンネルとたまたま空けた脇トンネルがあるらしく、肝心なのはこの幹線を見極めて、そこに仕掛ける事のようでした。
あちこち土が盛り上がっているので、いったい何処が幹線となっているのか?
最初は分からないので、適当な場所に仕掛けてみました。
しかし、適当に仕掛けて捕獲されるようなモグラではありません。
当初は通り道が分かっているのだからそこにトラップを仕掛ければ捕獲は簡単!と思っていたのですが、敵はなかなかの曲者。
モグラは朝方が活動時間
ネットで情報を探そうとすると、悪戦苦闘している皆さんのブログがかなりの数見つかりました。やはり簡単には捕れないようで、モグラとの長期頭脳戦になってしまうようです。
モグラの習性を調べてみると、どうやらモグラが活発に動くのは朝方とのこと。
新しく出来たトンネルを探すと毎日少しづつ畑の中心部に近づいているようでした。
今のうちに何とかしなければ畑が悲惨な事になってしまう! と焦るばかり。
朝見つけた新しいトンネルの部分を掘り起こしてそこに仕掛けてみました。
通れば罠に掛かるはず!
と思いながらも毎朝空振りばかり。
モグラはかなり神経質なようで、トラップに人間の臭いが残っていると警戒して掛からないそうです。
これは洗うより、土を擦りつけてやればいいようです。
モグラ戦争はまだまだ始まったばかり。
まだまだ先は長くなりそうです。