妙法寺のアジサイ

5年程前に一度行ってみた山梨県富士川町にある日蓮宗の寺「妙法寺」のアジサイが見頃だろうと午後出掛けてみました。

中部横断道路も清水から山梨県の富沢町までは春に開通し、山梨に出掛ける時にはかなり時間が短縮できるようになりました。

以前なら増穂町まで出掛けるのは結構時間も掛かり大変でしたが、今では一般道路を通らなければならない区間は富沢・下部間だけになりました。
家から1時間チョットで妙法寺に到着しました。

妙法寺

アジサイが満開のこの週「あじさい祭り」が開催されていて、大型バスも何台か来ていました。

正式な寺名は「徳榮山 妙法寺」といい、日蓮宗久遠寺のお膝元でもあるので日蓮宗のお寺です。
何故かこのお寺には「小室山」というもう一つの山号があります。何故なんでしょ?

まず驚くのはその三門です。これは山梨県では身延山久遠寺に次ぐ大きさを誇る門という事です。

まずは境内まで上がってみました。アジサイは今が見頃、満開で綺麗です。

全体では2万株あるといいますが、一度に全てが見える訳でも無いので、それ程の数があるようには感じません。

本堂裏から登るアジサイを見ながら廻る事の出来る散策路があったので境内廻りを回ってみました。確かに境内のアジサイを合計すればかなりの株数になりそうです。

しかし、暑い!!

久遠寺三門に次ぐ規模を誇る三門

一旦、三門の前まで降りて、改めて三門を見てみると、やはり迫力有る門です。駐車場のおねぇさんに、アジサイ祭りのこの時期だけは三門の楼上が特別公開されていて、ここに安置された十六羅漢像を見る事が出来るので、是非見ていって!と言われていたので、登ってみました。

真っ暗な階段を上って楼上に出ると、横に16羅漢像が並び、真ん中には釈迦如来? でしょうか? 普通、山門楼上に安置されるのは十六羅漢と釈迦三尊と相場が決まっていますから、おそらく釈迦如来なのでしょう。

楼上の十六羅漢像
楼上の回廊
三門から境内まで続く苔むした石段

外に出てみると小室の里を高いところから見下ろして見る事が出来ます。
確か、以前来た時は、ここから富士山がみえていたはず。しかし、今日の天気では残念ながら見る事は出来ませんでした。
下から見た時には大きさはあまり感じなかった山号の扁額も、間近で見ると大きいです。人の身長の倍くらいはありそうです。

 

旧市川家住宅

清水に戻ります。
身延駅を過ぎ、峠を越えた辺りで「旧市川家 1.3Km」と書かれた標識があります。
これまではいつも通り過ぎてしまっていましたが、この日は時間があったので、寄ってみました。
こんな先にあるのか?と思うような田んぼの中の細道を進んでいくと、先に見事な茅葺き屋根の家が見えてきました。
屋根の形は変わっていて、かぶと造りといわれる建築構造のようです。

市川家の祖先は武田家に従った武士で狼煙台の管理などを行っていたようです。武田家が滅ぶと帰農したと見られ、江戸時代には豪農化し周辺の新田開発や用水路の整備、富士川舟運、平等寺(日蓮宗)の建立などに尽力し大庄屋や名主なども務めていました。

茅葺き屋根が綺麗です
この形がかぶと造りと呼ばれる由縁か?

現在の建物は享和3年(1803)に建てられた物で、山梨県の指定文化財に指定されています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です