清水区茂畑にある一渓寺で10月20日に、本尊である十一面観音像が御開帳されます。
これまで60年に一度の御開帳と聞いていましたが、届いた案内では33年に一度となっていました。
こうしたお寺のイベント?にはかつては檀家以外の近在の人達からも寄付が寄せられ何とか御開帳出来たとの事でしたが、近年では時代も変わりそういった事も期待出来なくなりつつあります。
しかし、案内が届いたと言う事はこの御開帳は予定通りに行われるようです。
踊子歩道
ここ何年かは街道歩きを続けて来ました。
今年は6月に奈良まで出かけ、その昔持統天皇が夫、天武天皇と過ごした吉野・宮滝へ通ったという「持統天皇行幸の道」を歩いて以来、3ヶ月が経過。
これだけ間が空くと何処かに出かけたくなります。
たまには一人で先日新聞に掲載されていた「伊豆88遍路」を歩いて見ようか、なんて思っていた所へ、連絡があり「踊子歩道」を歩かないか?との事。
伊豆の街道はあまり興味が無かったのですが、この機会に調べてみました。
三島から下田に続く下田街道のうち、浄蓮の滝から河津の湯ヶ野までを「踊子歩道」として整備しているものでした。
● ハリスや吉田松陰も通った歴史街道
下田街道は、江戸時代下田にやって来て下田の玉泉寺をアメリカ総領事館にしたハリスが江戸出府の際に通った道でもあり、また吉田松陰が外国の先進文明を学ぶため下田で海外渡航を計画したものの、肝心のペリーの承諾を得られず、やむなく自首し、その後天城峠を越えて江戸へ護送されています。 “踊子歩道” の続きを読む
みちのくの旅三日目
瑞巌寺
三日目のスタートです。今日は清水に帰らなくてはならないので、初日同様今日も長い一日になりそうです。
青森から南に下りてきたからなのか、今日も朝から暑いです。
まずは松島の瑞巌寺。
ここは松島がよく見える高台にあるお寺というイメージを想像していたのですが、これは大違い。
海からさほど遠くない平地にあるお寺でした。
境内に入ってまず目に付くのは
大屋根の上にさらに入母屋造の煙出をのせた瓦葺の庫裡。
台所という事で排煙の為の大きな煙出が作られていますが、このためにかなり変わった建物に見えます。
この庫裡は国宝指定されていて、京都の妙心寺、妙法院、と共に日本三大庫裡の一つに数えられています。