北国街道 第3回

いよいよ長野駅から北へ

前回長野善光寺まで歩いたのは7月11日〜12日でしたから、すでに2ヶ月以上経ってしまいました。

この街道歩きもそろそろ少しでも進めなければ!と思い10月末に一泊二日で予定を立てました。
信濃追分からずっと街道に沿ってしなの鉄道が走っていたので計画は立てやすかったのですが、長野駅から北に行くとしなの鉄道の北しなの線が走ってはいるものの、北国街道の近くばかりではありません。
この辺りに駅があれば、といった場所に限って駅が街道から離れてしまっています。

長野駅〜妙高高原駅

地図と路線図を見比べながら何とか立てた計画は初日、牟礼宿まで、2日目は妙高高原駅までというものです。
初日14Km、2日目19Kmと2日目がかなり長くなってしまっていますが、しなの鉄道の駅の位置を考えるとどうしてもこうせざるを得ませんでした。

距離と標高グラフ 34Km程度です

路線バスの利用も考えてみましたが、やはりこちらも無理そうでした。
あと残る手段は、初日に歩ける所まで行って、タクシーを呼んで牟礼の宿まで戻る、といった方法です。
一番現実的な案のようですが、2日目も朝も前日のゴール地点までタクシーのお世話になるしかありません。
高田へ抜けるまでは交通機関と宿には苦労が続きそうです。

今回の宿は牟礼宿に確保しました。ここの女将さんが言うには、年によってはこの頃(10月下旬)に初雪になる、との事。
本格的な冬装備で出掛けた方が良さそうです。

紅葉はこの時期にはまるようで、これは今から楽しみです。

この時期に初雪となると、今年進めることが出来るのはここまでで、残りは来春を待たなければならないようです。

伊豆88遍路歩き旅 第6回

いよいよ熱海峠を越えて伊豆東海岸へ出る

函南駅〜熱海駅 距離と標高グラフ

8月に函南駅まで進んだ伊豆遍路旅もいよいよ最大の難関、熱海峠越えです。峠までの登り坂は11Km、最大標高は735mと、数字を見ただけでビビってしまいそうです。

清水では名を知られる浜石岳でもその標高は706.8mですから、11Kmの斜面を歩いて浜石岳に登る感じです。11kmの平均勾配は5.3%

これはかなり気合いを入れて掛からないと酷い目に遭いそうです。おまけに途中でギブアップしたとしても公共交通機関がありませんから、残るは手段はタクシーだけになります。
しかし、この最後の頼みの綱のタクシーも、携帯は圏外(現地に行って判った)なので呼ぶ術も無い状況です。
結局、函南駅をスタートしたら熱海まで行くしか無いと言う事のようです。

7:30 函南駅をスタート

当初の予定では県道11号線(熱海函南線)に出て、そこから上がっていく予定でいました。しかし駅から11号線に出るには2Km 程戻らなければなりません
駅の向かい側の斜面に送水管があり、その横にかなり急な石段があるのを前回確認してありました。 “伊豆88遍路歩き旅 第6回” の続きを読む

伊豆88遍路熱海到着

3月にスタートした「伊豆88遍路歩き旅」も6回目で熱海まで来ました。札所も24番の般若院までクリヤーです。

これまで歩いて来た遍路路を繋げて見ると上記画像のようになりました。
距離にして115Km 。

全行程413Kmの四分の一を越えたばかりですが、一歩一歩は数十センチにしかならなくても10歩で数m、100歩で数十m、1000歩歩けば数百m進めます。

これから暫くは伊豆半島の東海岸を南下する遍路旅が続きます。年内に何とか河津までは辿り着きたいけど、果たして何処まで行けるか。