初めての大玉トマト作りに四苦八苦

野菜作りを始めた2018年から時々ミニトマトは作ってきましたが、大玉トマトは難しそうで手を出したことはありませんでした。

今年はミニトマトも止めようと思っていたところへ弟がトマトの種を持って来ました。モスバーガーでハンバーガーを買ったらオマケで貰ったらしいのですが、これが大玉トマト「麗花」の種でした。

トマトを種から育てるとなると難しそうですが、麗花はかなり美味しいトマトらしいのです。
これは上手に作る事が出来たら面白そうだと思い、76穴プラグトレイの切れ端に種蒔きしてみました。でも入っていた種はたったの6粒!

これを各セルの地温を同じようにする為に1セルおきに千鳥に種を蒔いてみました。スペーシングとか言うらしく、各セルの地温が均一になってくれるようです。

しかし、調べて見たらトマトの発芽地温は20度〜30度と結構高い地温を必要とするようです。
種を蒔いた4月25日はまだこの温度には足りていませんでした。
そこで何とか地温を上げようと、今年の冬に購入して、寒い間には大活躍してきた電熱温床マットを再び引っ張り出して発泡スチロールの箱にセットしてこの中で発芽を待ちました。この温床マットは値段の割になかなかの優れもので、温度センサーをセルの培養土の中に差し込んでおけば地温のコントロールもしてくれます。発芽日数は4〜6日となっていました。

播種から4日後の4月29日に発芽、それも発芽した時点で既に徒長気味でした。
茎は細く1ミリ程しかなく、太陽に当てたらそのまま干涸らびてしまいそうです。しかし、日陰においたらますます徒長してしまいそうなので、ダメ元で外で陽に当てておきました。

太陽の下でも干涸らびることもなく生き延び、その後は順調に育っていきました。5月14日に窮屈そうになったプラグトレイから4号ポットに移植したところ、そこから急成長して立派な苗に仕上がってきました。

発芽したばかりの今にも溶けてしまいそうだったあのひ弱な苗がここまで立派に育つとは思っても見ませんでした。

6月に入り、毎日の苗の管理も些か面倒臭くなってきたので、まだ少し小さすぎるような苗ですが、定植してしまうことにしました。

第一花房が見えてきました。雨の中でしな垂れているけど元気です。

これから注意するのは病気。静岡も梅雨入りしたようで、この先の天気予報をみても1週間雨マークが続いています。トマトの病気といえば、ベト病、ウドンコ病、疫病などが代表的なものでしょうか。
農薬頼みになるのは仕方ない事でしょう。病気で枯れてしまったら元も子もありません。

とてもトマトが口に入るまでは育たないだろうと思っていたトマトでしたが、ここまで来ると何とか1個だけでも食べてみたいものです。

 

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