写真クラブ9月例会

自分の所属する(といっても数名)写真クラブでは毎月課題に沿った作品を2枚持ち寄って月例会を行っています。

今回の課題は「暑い!」だったのですが、なかなかこの「暑い」が撮れず、結局課題にはあまり絡まないような2枚になってしまいました。

緑響く:夏バージョン

緑響く 夏バージョン

一昨年も一度奥蓼科にある御射鹿池には行って、秋の紅葉した時の一枚は撮ってありました。

この御射鹿池は東山魁夷の「緑響く」に描かれた池と言う事で、朝7時にはもう何人か、カメラを構えて撮影中でした。
まだ朝早いので風も無く湖面は鏡のよう。

陸と池の境がど真ん中に来てしまいましたが、どちらに寄せても山の鞍部が入ってしまい、空が映ってしまうので、これが限度でした。

自己満足なのでしょうが、お陰で自分としたら以前の秋バージョンよりは良い結果になったと思っています。

炎天下

炎天下

もう一枚をどうしようかと100mmマクロレンズを着けて表の庭で被写体探しです。庭にはサルスベリが咲いてこれがそろそろ終わりを迎えようとしています。真っ青な空バックにこの花を撮ったら「暑い!」の課題にも絡むかもしれないと、さて、空を見ると青空は何処にも無し!
そこへ一匹の虫が旨い具合に飛んできてくれました。

マクロレンズを使った撮影は以前なら三脚を使っていましたが、EOS 5D Mk3 になってからはそれまでの5Dに較べれば圧倒的に早い連写モード頼りです。
三脚で固めたところで、風でも揺れてしまい、ピントはズレてしまいます。連写にすれば沢山撮った中の一枚くらいはドンピシャのピントになっている物もあるでしょう。
結果は十数枚の中でピントの合ったものは2枚しかありませんでした。
しかし、この写真の雰囲気では「暑い!」というより春の雰囲気になってしまいました。
「炎天下」というタイトルにはかなり無理があるようです。

 

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