庵原軌道

 
庵原軌道 事業報告書 発見

大正初期、清水区庵原地区を走っていた軽便鉄道がありました。
この軽便鉄道は「庵原軌道」といい、江尻から庵原の金谷までの5.5Kmの間に10駅がありました。
開業は大正2年でしたが、廃業は同4年。営業したのは僅かに2年間という短いものでした。その為に資料などが殆ど残っていなく、幻の庵原軌道と言われています。
以前から何か資料などないものか、と探してはいましたが、既に100年以上も昔の事で、調べてみても既に知られているものばかりでした。
今年2月に知人の家で、家を貸せるようになったので、中にある古いものを捨てると聞きました。欲しいものがあったら貰えるというので、いくつかの古い書類の束を貰ってきましたが、これらを細かく見ていたら、「大正弐年上半期 第六回事業報告書 庵原軌道株式会社」と題された小冊子がみつかりました。
なんと、開業した年の庵原軌道の事業報告書です。
あったのは第六回の報告書だけでしたが、貴重な資料です。
このまま置いても何処かに行ってしまうだろうと思いpdf化しました。
pdfファイルにリンクを張っておきましたので、興味のある方はどうぞ。

事業報告書の閲覧は ↓

庵原軌道事業報告書

西国巡礼

西国巡礼が始まるぞーー!

今週末からいよいよ「西国巡礼」が始まります。前にも書いたように自分にとっては2回目の西国観音霊場巡りになります。
西国巡礼の一番札所は那智勝浦にある「青岸渡寺」。


個人的には6回目の青岸渡寺になります。ここはいつも参拝者で賑わっていますが、意外に巡礼者の姿は見つかりません。
やはり青岸渡寺より那智大社や那智の滝の観光目的の観光客が圧倒的に多いようで、こちらに来たついでに隣の青岸渡寺に参詣しているといったところでしょう。

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持統天皇行幸の道を歩く

距離の割に厄介な行程

次回の予定として考えている「持統天皇行幸の道」なのですが、具体的な計画を起てようとするとこれが結構厄介。というもの、大和八木駅から吉野宮までは距離的には30Km程度なのですが、一日で踏破するのはチト厳しい。なら一泊二日なら十分か?というとそれでも厳しい。中間地点は峠道で宿など全くなしの山道で、当然のことながら、路線バスなどあるわけも無いような所です。結局全行程を3日掛けて歩く事になってしまいそうです。

吉野川
宮滝遺跡

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