IXYから買い換え時
この数年間、街道歩きで使って来たIXYもそろそろ買い換えたいと思っていました。
街道歩きなら小さくて軽いのが一番。買い換えようと思いながらもIXYに特別不満もなく、そのまま使い続けて来ました。
1万円チョットで買った安物IXYなのですが、Bluetooth でiPhoneとのやりとりも出来、そんな機能も結構便利でした。
そんな時、娘がカメラ買おうかなというので、ならば共同出資で少し良いカメラを買おうか!と言う事になりました。
しかし、あまり高級な物も必要ありません。
一応本格的な写真を撮る時にはEOS 5D Mark3 があるので、高級機を買ってしまったらこれの出番も無くなり、そのうちにクソ重いEOSなど使うことも無くなってしまいそうです。
そこで目を付けたのが今時流行のミラーレス一眼でした。
調べてみたところ、最近は撮像素子も大きくなってきているようで、ようやく画素数合戦も終わったようです。
しかし、今回ばかりはスペックは無視してデザイン重視で選択してみました。
当初は一眼と同じキャノンのミラーレスを考えました。レンズマウントを変換するアダプターを使えばこれまでのEFレンズが使えるようなので一見便利に思えたのです。
しかし、よくよく考えてみると、小さくコンパクトが売り物のミラーレスにEOSで使っている大きくて重いEFレンズを着けたら何の為のミラーレスか?と言う事になってしまいます。
OLYMPUS PEN E-PL8
そんな事から、デザイン重視となった訳ですが、そんな中で見つけたのがOLYMPUS の「E-PL8」というミラーレスカメラでした。
既に後継機が出ているようなので型落ち品と言う事になりますが、それ程の差も無いでしょう。
金属つまみの一見レトロ風なデザインが良い感じなのです。
それにWズームセットでゴールデンウィーク中の価格が5万チョット。
随分と安いではないか!
娘とも相談し、これに決め、即amazon で購入しました。
本当は黒色が良かったのですが、何処にもこの黒はありませんでした。
仕方なし、写真の色になりましたが、届いたカメラを見るとシルバーとの色合いが洒落っぽくてこれもなかなか良い感じの色でした。
ズームレンズは2本付いて、14ー42mm f3.5-5.6 40-150mm f4-5.6 。
広角側のレンズは使っても望遠ズームはあまり出番も無さそうです。
レンズ性能は大したこと無さそうですから、そのうちにまともなレンズを購入しようと思います。
セットアップも取説を見ながらやってみましたが、機能が多すぎて、もうウンザリするほど。
試しにRAWで数カット撮ってみました。
これをLightroom で現像してみたところ ガーーーンッ!
ブレ防止はonにしてあったものの、結構ブレが目立ちます。
小さな撮像素子(EOS 5D Mark3に較べれば25%の面積しかない)に1600万画素もありますから、微妙なブレでも2つの撮像素子に感光してしまい、縦横、1ピクセルづつ動いても有効画素数は4分の1まで減ってしまう事になります。
やはり幾らブレ防止が働いているといってもシャッターを押す時にはかなり注意する必要が有るようです。
その後設定を変えたり、撮影時にブレに気をつけて撮影したものをEOS 5 で撮影した物と較べると、まぁEOS にはとても敵わないものの、値段を考えれば納得できるレベルまでは来たようでした。
EOS 5D ならこのカメラセットを9台以上買える程の差があるのですから、これと同等の画質を望む方が無理というもの。
さて、持ち運びはどうしよう?
街道歩きでは今後これを使うようになるのでしょうが、さて、どうやって持ち運べばいいのか?
これまでのIXYならポケットに入ってしまいましたから特別なケースも必要ありませんでした。
最初考えていたのは、当たり前に首からぶら下げれば良いと思っていました。しかし、夏は顔から落ちた汗がもろにかかってしまいそう。
以前、山登りをしていた頃、銀塩のEOS 1を持って行きましたが、やはり汗でペンタプリズム部分はグシャになりました。ESO 1ならある程度の防水性はありましたが、この廉価ミラーレスはそこまでの防水性など有りそうも無いです。
さて、どうしようか......
もう一つ買ってから気がついたことが!
EOS 5Dなら視度の補正が出来るので、ファインダーを覗くにもメガネが無くてもハッキリ見えます。しかし、ファインダーがなく背面の液晶画面で全ての操作をするので、確実に操作するにはメガネが必要になりそうなのです。
これは考えてもいなかった事でした。これまでもIXYでは同じだった訳ですが、こちらの場合はあまり考えずにメモ代わりの写真感覚でしたので、セッティングの変更などあまり必要ありませんでした。
いちいちメガネを掛けるのも面倒だし......