BigSur で使えなくなったOffice2011の代替えソフトを探す!

再びMS-Office の代わりソフト探し

昨年暮れ、誘惑に負けてとうとうMacbookProのOSをMojave から最新のBigSur にバージョンアップしました。その結果、32bitアプリは動かなくなり、この被害も痛いところで、中でも響いたのはMS-Office 2011とFileMaker10。
FileMakerは諦めるとしてもOfficeについては他の代替として使えそうなものがいくつかあります。Macの純正であるnumbers Pages がそれなりに使えれば問題は無いのでしょうが、これらがMS-Office の代わりに使うにはチト無理がありそうです。
そこで、既にLinux機にはインストールしてあるLibre-OfficeとMPS-Office を試しに入れてみました
Linuxではどちらも無料でしたが、今回Libreは無料、MPSは有料となり、MPS買取りの永続ライセンスが7,800円、サブスクリプションが年間3,480円となっていました。

WPS Officeのダウンロードとインストール

WPSは1ヶ月の体験版があったので、現在これを入れてお試し中です。

WPS Office のダウンロードはこちら

WPS Officeのダウンロードページ。1ヶ月の体験使用が出来ます。

インストールは問題なく完了し、初起動した時から体験使用一ヶ月のカウントが始まります。

Libre Officeのダウンロードとインストール

Libreの方は本体のインストールは簡単に済みましたが、このままでは英語版なのでメニュー表示なども英語になってしまっています。これを日本語表示にする言語パッケージをダウンロードしてこれを起動して日本語化が完了。

LibreOfficeのダウンロードはこちら

先に1でLi bre本体をダウンロードしてインストール。その後2の日本語のランゲージパックをダウンロードする。

MS-Officeは高い!

現在、本家本元のMS-Officeを使おうとしたらどれくらいの経費が掛かるのか調べてみると、以下のような状況でした。

Office 365 Solo サブスクリプション 12,744円(年)
Office Personal 2019 永続ライセンス(買い切り)32,184円
Office Home & Business 2019 永続ライセンス 37,584円

やはり結構掛かってしまいようで、買い切りにしてもサブスクリプションにしてもWPSに比べて4倍から5倍にもなってしまいます。仕事で頻繁に使うのなら兎も角、たまに使うソフトとしたら随分と割高になります。

Online Office は機能を削り過ぎ

もう一つ、マイクロソフトのオンラインで使えるOnline Officeもあり、これはOfficeそのものですから、互換性は100%。でも無料と言うこともあり、削られてしまっている機能が多数あり、これを本格的に使うには無料とはいえ少し無理がありそうです。

やはり候補はLibre Office か WPS Officeの二つ

WPS Office スプレッドシート

そこで、すこし複雑な関数を使ったEXCELファイルをLibreとWPSに読み込んでみました。
どちらも動作スピードはサクサク動きかなり軽く感じます。
インターフェースに関してはWPSの方はMS-Office に似た操作感でまごつくことも少ないのですが、実際に何処までの機能がMS互換となっているのか分からない、そうした部分でのとまどいがあります。
WPSに比べるとLibreの方はメニュー表示にしてもMSのそれとは違いが大きく、最初は目的の機能を持つアイコン探しに苦労しました。しかし、自分が使う機能などそれ程多くはありませんから、これはすぐに慣れてしまうでしょう。

Libre Office スプレッドシート

スプレッドシートの方は機能の差こそあれ、表示に関してはどちらもMS互換を保っているようです。
ただ、Libleの方は関数に関しては弱いようで、MS Officeのシートも関数の互換性でアウトになる所がWPS以上に見つかりました。

ワープロはどちらも縦書きは期待できそうもない

スプレッドシートでは問題の無かった表示部分もワープロ(Writer)ではどちらも少し問題が発生。
まずWPSの方は縦書き表示が出来るものの、句読点が左に来てしまい使い物になりそうもありませんでした。この不具合もこの先解決されるのでしょうが、果たして自分がこの先、縦書き文書など作る場面があるのか?
そう思うと、それ程大きな問題でも無さそうです。

一方Libreの方は句読点が左に表示されるといったような事は起きませんが、MS Word の文書を読み込んでみると見た目がかなり変ってしまいました。もしかしたら、自分の設定によるものなのかもしれませんが、wordで見た場合とは全く違って表示されてしまいました。

今自分にとっての一番は無償のもので凌ぐ!

Libre とWPSを比べるとやはり有料のWPSに軍配が上がります。
でも、これから先こうしたソフトが必要となる場面が自分にどれほどあるのか?
と考えると、今の段階では本当に必要となる場面に直面するまでは、機能足らずのOnLine Office とLibre Officeで凌いでいくのが一番の選択のようです。

歳とともに、こうしたアプリも自分にとっては出番が無くなって来ています。これも随分と寂しい事ですが、まぁ、これが歳ととるという事なのでしょう。

 

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