うまく行ったのか失敗なのか分からない
2025年になってタマネギに「ホームタマネギ」なるものがあることを知りました。これは品種名ではなく、特殊な作り方そのものを「ホームタマネギ」栽培と言うようなのですが、どうもよく分かりません。そこで調べてみたところ、普通のタマネギの種まきは9月なのに対し、この「ホームタマネギ」は3月に種まきするようなのです。
これを5月中に直径2.5cm〜3cmの大きさに育て、一旦掘り出して乾燥保存し、8月下旬に改めて定植するようです。この小さなタマネギをセル球というようです。
旨く行けば11月下旬には新タマネギを収穫できて、生育期が夏から秋への寒くない時期なのでトウ立ちの心配も無いと言います。収穫後の保存は寒い時期になりますから腐ることも無さそうです。
3月10日 種まき

3月22日
まずは種まきからスタートしセル球作りです。
種まきから9日目に発芽し、画像は発芽3日目の3月22日の様子です。発芽率はかなり高く、ほぼ100%近くまで発芽しています。128穴の白いプラグトレイを使いました。
9月の種まきに比べると発芽の揃いはいいです。作り易そうに感じますが、収穫まで行かないと何とも言えません。
4月17日
種まきから一ヶ月が経過して、苗の大きさもかなり揃っています。まだ玉の肥大は確認できませんが、5月末には掘り取り出来るでしょう。
プラグトレイは発芽した直後に地に降ろしてあります。これにより水掛けが楽になりました。


4月30日
かなり太ってきましたが未だタマネギの玉が見えません。これで間に合うのか?と不安にもなります。苗は気持ちいいほど綺麗に揃って成長しています。
5月14日
5月に入ると急激に玉の肥大が始まりました。適正な大きさは直径25mm〜30mmと言いますから、今月中には掘り採れるでしょう。


5月25日
丁度いいサイズになったので掘りとって乾燥させます。根だけは切り取って葉はそのままにして吊るしておきました。
予想外だったのは掘りとった後でも少し成長してしまい、その為に適正サイズの30mmを超えてしまったものがありました。
8月29日
3ヶ月程乾燥保存したセル球を8月末の29日に定植しました。本当なのかどうか分かりませんがホームタマネギの定植時期は8月28日から1週間程度の期間だけと聞きました。
定植は頭は出しておいた方が良いようです。
保存中に少しセル球も乾燥で小さくなったようですが、それでもまだ大きめです。30mmを超えている球は無いようですから大丈夫でしょう。8月末はまだまだ高温続きでしたから、白マルチにして地温の上昇を抑えたほうが良かったのかもしれません。


9月9日
連日の猛暑の中で発芽してくれるのか不安でしたが思っていた以上に揃って発芽しました。調べた範囲では発芽率はあまり良くないようでしたが、これだけ揃ってくれていればこれから先の管理も少しは楽でしょう。
9月12日
冬に育てるタマネギの成長と比べると流石にこの気温の下では驚くほどのスピードで成長します。この勢いなら11月に超新タマネギを口に入れることが出来るのかも?


9月14日
上の写真から2日たっただけでも大きくなった事が確認できるほどの成長スピード。
いくら大きくなってもトウ立ちの心配をすることも無いのは気分的にも楽です。
10月12日
追肥や水掛けを遣りやすいようにマルチは外しました。まだ玉の肥大はそれ程でもありませんが、分球した株がかなりの数みえます。
上の写真からこの一ヶ月の間に殆どの玉が腐ってしまいました。しかし玉は腐ってしまっても根や茎はそのまま伸び続けました。
これが普通の成長なのでしょうか?
それとも黒マルチで温度が上がりすぎた事による障害だったのでしょうか?


10月22日
大きな株は玉の肥大が始まりました。でも茎が太いです。春のタマネギならこの茎の太さでは貯蔵中に腐ってしまいそうですが、11月、12月の収穫ならば腐ることもないでしょう。
この頃から大きなものから順次収穫しています。辛味が無く甘みがありますが、タマネギらしい風味は薄いようでした。


12月末に半分ほどを収穫し、残りは年明けになってからの収穫になりました。分球も2つ分球どころでなく、3つに分球したものが多く、これだけ分球すると全体的に玉は小さめでした。
これではホームタマネギを作るメリットもあまり感じられません。
もしかしたら、ああやっておけばよかったのかも?と思うところを反省点として今後のために残しておきます。
- 5月のセル球堀取り後も少し玉が成長するので、サイズアップすることを念頭に収穫する。
- 定植時のマルチフィルムは地温を押さえるように白かシルバーの方がいい。
- 追肥は時期、量ともにいい加減になってしまったけど、もう少し慎重にやったほうが良かったのかも?
タマネギ作りはこのホームタマネギと中生種の二本立てで周年供給出来るのかと思いましたが、周年タマネギが切れないようにするには極早生+早生+中生の3種類を作ったほうが無難に感じます。


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