野菜作り8年目 

トウモロコシ

数年前から家の前の空き地で家庭菜園を始めました。
もともとは建物の建っていた跡地なの解体した時のコンクリート片も混じり畑の土としてはは最悪でした。そこでまず始めたのは徹底した石拾いと土作りでした。大量のバーク堆肥を投入し、野菜を作り始めました。当初は大量のバーク堆肥のため窒素が慢性的に不足気味だったようです。
これを3年ほど続け、その後は適量の牛糞堆肥に切り替えました。と同時に微生物資材を利用した土作りも始めました。
ネット上で話題になっていた「カルスNCR」と言う微生物資材に、大量のもみ殻、米ぬか、硫安少々を加え耕耘しておき、植え付け前には本来の元肥を加え畝立てしました。しかし、田んぼ処なら籾殻も簡単に手に入るのでしょうが、水田なんて全く無い自分の住む清水では安価な籾殻などあるはずもなく、園芸店で売られている籾殻を手に入れるしかありません。
カルスに記載された土作り材料の必要量は1平方メートルあたり、籾殻1kg 米糠300g 硫安40g そしてカルスが30gとなっていました。定量を畑に振りまくと心配になる程のもの凄い量で地面は見えないほどです。
何年かこれを続けるうちに収穫できる野菜はそれまでとは比べ物にならないほどの品質と収穫量になりましたが、と同時に収穫した野菜の始末に苦労するようになります。

以前は園芸店で苗を買っていたので、植える苗もそれ程の数ではありませんでしたが、最近は種を買って自家育苗するようになったために大量の苗が出来てしまいます。
結局出来上がった苗を呉れてやるのも野菜作りの仕事の一つになってしまいました。
全収穫量のうち自家消費は1割程度で9割は人にあげて消えていっているようです。
それだけ収穫できるのなら売ればいいと言う人もいますが、呉れてやって喜ばれる方がよほどいいです。家庭菜園なんてそんなものでしょう。
最初は10坪ほどから始めた家庭菜園も年とともに少しづつ面積を広げ、現在では30坪以上にまでなりました。
畑が広がれば、当然仕事量も増え、年々落ちていく体力を考えると少し広げすぎたようです。
野菜作りも年を重ねてくると連作の問題も考えなくてはならないようになり、これを考え始めるとキリがありません。
しかし、土作りがしっかりできていれば、連作障害も出にくいというのは本当なのかどうか、今のところ連作障害と思えるような事は起きていないようです。


しかし、毎年同じ野菜を作り続けていると同じことの繰り返しになり、いささか飽きてきます。
そうしたことから、最近ではこれまでに作ったことのない野菜を作り始めました。
昨年は初めてトウモロコシや11月には収穫できるというホームタマネギに挑戦してみました。トウモロコシは思っていた以上の出来で人に呉れてやってずいぶん喜ばれました。

野菜作り奮闘記第一回は「トウモロコシ」

去年作った野菜の様子を今年の野菜作りのための備忘録として残そうと思います。

3月1日 に128穴プラグトレイを1回分に切り取って68個種まきしました。品種は「ゴールドラッシュ」。これを4回に分けて種まきします。
電熱温床を購入して、スチロールの箱の中で加温しながらの育苗です。この電熱温床マットはなかなかの優れモノで温度センサーを培土の中に挿せば地温をコントロールできます。


種まきから1週間ほどで発芽しました。トウモロコシ栽培は初めてなので、どのような芽が出てくるのかも分かりません。まだ気温も低い為か100%の発芽には届きませんでしたが、初めてにしては上出来と自己満足です。


3/16 種まきから約半月。そこそこに育ってきました。夜間は電熱温床で地温を上げています。設定温度は24時間同じ温度より、昼と夜の温度差をつけたほうがいいようです。
本場が3枚が定植適期のようです。


3/25 第一回目の種まき分を定植しました。少し成長しすぎているのかもしれませんが、それなりに根鉢が出来て植傷みも無いようですから、大丈夫でしょう。
条間45cm、株間30cmの穴開きマルチを使い、最初だけは寒さ避けにトンネル掛けしておきました。


4/4 定植から10日ほど経ってかなり大きくなってきました。そろそろトンネルを外しても良いのかもしれません。脇芽が伸びてきている株も在るけど、これはどうしたら良いのだろう?分からないのでそのまま伸ばしてみます。


4/21 4月に入っても寒い日もあったのでトンネルをなかなか外すことが出来ず、結局トンネル撤去は4月21日になってからの事になってしまいました。4回に分けて定植した苗も丁度よく成長の差がついているようです。しかし、このままでは風が吹いたらみんな倒れてしまいそうです。


4/26 最初の一畝だけマルチを外して1回目の追肥と土寄せ。この時期は草丈30〜50cm(本葉3〜5枚)の頃といいます。この土寄せはしっかりやっておいた方が良さそうだ。防風対策もしておいた方が良いでしょう。
ここまでは虫も病気もつかずに順調に来た。収穫までこの調子で行ければ良いのですが。


5/3 強風で土寄せしていないほうが倒伏。土寄せの効果は絶大で、この間土寄せした方の株のほうが遥かに大きく倒れやすいのに、あの程度の土寄せでも十分に持ち堪えてくれました。
倒れた畝のマルチを外して追肥と土寄せをしておきました。トウモロコシの倒伏はそのままにしておいても1週間程で立ち上がると言う事だったけど、本当なんでしょうか?


5/5 雄穂(ゆうすい)が出た。まだ草丈も低いのに、大丈夫だろうか?
この時期が2回目の追肥。雄穂が開花する前までに与えておくことが重要。
トウモロコシの大敵のアワノメイガはこの雄穂に寄ってくると言うので、ここからはこの害虫に要注意です。いちいち捕殺も出来ないでしょうから、ここは農薬に頼るしかありません。


5/16 雄穂が出て10日程経つと雌穂(しすい)が出てきました。これからは受粉作業が始まりますが、雌穂がどの程度出てきたら始めればいいのか分からないし、雄穂がこれから先いつまで花粉を出してくれるのかも分かりません。結果とすると、早い段階で雄穂を切り落としすぎたようで、そのままおけばまだまだ花粉を出し続けてくれたようです。


もっと背丈が高くなるものだと思っていましたが、意外に低いです。後で知ったことでしたが、我が家のトウモロコシに限らず、今年は草丈が低いものが多かったようです。やはり大きな実を収穫するためには背丈は高くなければ駄目らしいです。
当初は1株から2本採る気でいたので、下の実もそのまま伸ばしていましたが、途中でこれを摘果して、一株1本にした。



摘果作業が遅れた為なのか全体に少し短かめのトウモロコシが多かったです。それでも実は歯欠けになる事もなくしっかり詰まっていました。収穫は受粉してから20日〜30日と言われ、その中でも本当の収穫適期は3日程しかないといいます。この3日しかない適期を見つけるには実際に皮を剥いて確認するのが一番確実なのでしょう。
次に作る時には早い段階から一株1本に決めて早めの摘果をした方が良さそうですが、これは年によって違うようなので、草丈さえ伸びれば2本目のトウモロコシも大きなものが採れるようです。


ようやく収穫まで来た。トウモロコシは収穫直後から味が落ちるといい、お湯を沸かしてから収穫しろ、と言うくらい。やはり取り立てに茹でたトウモロコシは超甘い。

種まきから丁度100日目の6月8日に初収穫。この種は82日タイプでしたからかなり遅れての収穫になりました。これは種まき後に気温が低い時期が続いた事によるものと思うのですが、実際のところは分かりません。肥料が足りなかったのか?

2025年の反省点

  • 出来るだけ早い時期に一株に一本に摘果する。
  • 早い時期に風の対策をする。
  • 定植時期に苗が育ちすぎていたようなので、次回はもう少し早めの定植にする。
  • 雄穂は完全に花粉が出なくなったら切り落とす。


現在は初めてとなるキャベツ(春キャベツの春波)に挑戦中。しかし、初めての野菜はいつ頃、どの程度に育っていれば良いのか分かりません。わからない中であーでもない、こーでもないと迷いながらのキャベツ栽培です。


年々進む体力の衰えを考えると、これから先いつまで続けられるのかと思いますが、無理しないでできる限り先まで続けていきたいものです。

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