コロナ禍の中でノンビリ野菜作りの2020年でした

2020年の野菜つくりを振り返って

2020年の野菜作りは、大失敗から始まりました。
と言うのも、植え付け直後にダコニールの希釈倍数の間違いで(多分)植え付けたすべての野菜から緑が消え白化してしまうという障害に見舞われ、再度苗の購入からやり直しとなってしまいました。
そんな訳で、今年の野菜作りはスタート時からコスト高となってしまいました。

しかし、その後は雨の多かった梅雨も何とかしのぎ、1年を通してうまく出来た年でした。

昨年暮れに植えたスナップエンドウ。株間は規定の幅なのですが、何とも混み合ってしまいます。本当にこんな株間で良いのか?
暮に植えておいたソラマメはかなりの量の実が付きました。

 

植え直したキュウリは順調に育ちました。
ナスも順調。ただ植えた本数が多すぎました。
ズッキーニは収穫が始まったと思ったら、折れてしまい終了。毎年うまくいきません。うまい誘引法があれば良いのですが。

上手くは作れましたが、どうやらこれは自分の作り方が良かったという訳でもなく、皆さん同じようにうまく出来た年だったようです。
冬の白菜やキャベツも自分でさえ虫も付けずにうまく出来ているくらいですから、野菜の価格が低迷を続けているのも無理ありません。

この野菜価格の下落はコロナによる事業用需要の落ち込みによるものがその原因のようですが、コロナ騒ぎの中で野菜つくりが流行り、素人でもうまく出来てしまったという事も野菜価格低迷の一つの原因になっているのかもしれません。

竹の花が咲いた!!

我が家の裏山で、100年に1度咲き、咲くと良くない事が起きるなんて云われる竹の花が咲きました。聞くところに拠れば、100年前咲いた年はスペイン風邪が大流行したのだとか......

何か嫌な感じです.......

案の定、秋以降、コロナが大感染を続けています。

裏山の黒竹に花が咲き、全て枯れてしまいました。

現在の我が家の菜園

今年は冬越しの野菜が多いです。緑があると言うのは気持ちの良いもの。

現在は来年春には収穫できるであろうソラマメスナップエンドウ、収穫間近となった小蕪、収穫中のロッコリー、それにたくあん漬けで余ったダイコンが畑に残っています。
豆類には風よけの為に、ミニトマトのハクビシン避けに張ってあった防鳥ネットを周りに張っておきました。
この程度でも風除けになるのか?と疑問もありますが、防風ネットの網間もこの程度でしたから、少しは風も和らげてくれるでしょう。

初めてのほうれん草作り

ほうれん草は好きと言うほどの野菜でも無かったのですが、緑が少なくなっていく秋、濃い緑の野菜があったらさぞかしキレイだろう、と思って秋口に撒いてみました。
ほうれん草は気温が下がってからでないと発芽率が落ちると聞いていましたが、高温でも発芽するような処理を(プライマックス処理)してあるタネだったので、それほど気にすることもなく初回の種まきをしました。収穫時期を少しづつずらそうと思い、1週間程度づつずらして種まきです。
9月中に撒いた種は流石に気温がまだ高すぎたのか、発芽率はかなり悪かったものの、その後、回を追う毎に発芽率は上がり、10月に撒いたものは殆ど発芽したようです。

結構揃って生えてきました。
虫の害は殆どありませんでした。

最初はゆっくりだった成長もある時点からは早くなり、1週間の時間差はあまり効果なかったようで、人に呉れてやるのが仕事になりました。
でも、虫に食われた跡もない緑の野菜は見ているだけでも気持ちの良いものでした。
今年はよくほうれん草食べました。余り好きでもないほうれん草をこれほど食べたのは初めての事。自分で作った野菜だからなのか、好きで無かったほうれん草もけっこう好きになりました。
子供の好き嫌いを治すには、子供にその野菜を作らせれば、嫌いな野菜も好きになるのかもしれません

3年目となるたくあん漬け

2年前に始めたたくあん漬けを今年も作ってみようと、9月上旬ダイコンの種まきをしました。ダイコンはそれほど虫の心配はない、と勝手に思っていたら、気が付かないうちに虫に芯を食われてしまいました。

これでは成長しないか?と些か諦め気味だったのですが、暫く経つとまた芯が伸び始めました。
しかし、たくあん漬けのダイコンは一度に掘って干さなくては成りませんから、さて、困った!

ダイコンは一見揃っているように見えますが......

抜き菜をぬか漬けにしようと作っていたものまでタクアン用に回して、何とか漬け樽一杯分のダイコンは確保出来そうでした。

しかし

12月に入り、ダイコンを掘りとってみると、やはりまだ少し細すぎるようなものもあります。生食用に作っておいたダイコンを漬物用に回してもまだ少し足りそうもありませんでした。
そこでたくあん漬けの師匠にお願いして足りない分を分けてもらうことにしました。

この師匠の大根、今年は見事に育って、余ってしまうようです。太さも揃っていて申し分の無いダイコンでした。
昨年は少し干し過ぎたようで少し硬かったので、今年は乾燥の度合いに気をつけて10日ほどで完了としました。

今年は春まで用と夏まで用の2種類漬け込みました。

漬け込みは過去2回と同じで、塩は7%です。糠に、唐辛子や柿の皮なども入れてあります。

細いダイコンが余ってしまったので、これは年明けから食べられるように4%の塩で漬けてみました。
先日1本試しに出して食べてみた所、これが結構美味しいのです。タクアンの素は入れないので、漬けても白いタクアン漬けになりましたが、これなら来年はもっと沢山漬けてみようと思います。

来年再トライしたい本格的な柴漬け

今年梅酢を使わないで赤紫蘇とナスの発酵だけで作る柴漬けに挑戦してみましたが、赤紫蘇の葉に紫蘇の香りが無く、これはあえなく失敗。
その後頂いた塩漬けの赤紫蘇で何とか食べる事が出来るまでになりましたが、元々目指した梅酢を使わない柴漬けには成りませんでした。

材料は赤紫蘇、キュウリ、ナス、ミョウガ。それに塩を加えて揉み込むだけ。
4日ほどで発酵し、3位が出ました。

その後知った情報によれば、赤紫蘇は何年も繰り返してタネを取り続けていると数年で香りは消えてしまうとの事でした。

家の畑に毎年生えてくる赤紫蘇を使おうとしましたが、これには香りが全く無く青臭いだけだったので、購入してきたのですが、これとて、近所の農家が畑に生えてきたものを出しているようで、我が家の物と変わりなく、香りはありませんでした。
どうも毎年タネを撒いて作った赤紫蘇を使わないと旨く行かないようです。

来年は赤紫蘇の種まきから初めてみようと思います。

梅干し作りは...

量はあまりありませんが、梅干し作りは工程が多く、かなり面倒でした。土用干しまでこぎつけました。

少量ですが、今年始めて梅干を作ってみました。でも梅干しはどうやって作ったところで、塩辛さと酸っぱさの固まりでそれほど美味い、不味いの差は出ないようです。
さて、来年はどうしようか。

 

自分の野菜つくりもまる三年が経過し、来年はいよいよ4年目に入ります。自分で作るより買ってきた野菜の方が遥かに安上がりなのでしょう。
そう考えると、野菜つくりって、最高の大人の遊びですね。

野菜作りは「King of hobby !」なのかも.....

 

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